新生児科・小児科外来Pediatrics

新生児科・小児科医の役割はできるだけ早めに重症例を見つけ出すことにある

赤ちゃんや子どもの病気は上気道炎・胃腸炎など軽いものが多いので、一見誰でも診療できそうに見えます。
しかし、小児は自分で症状を訴えませんし、またほとんど症状がなくても抵抗力の未熟さから重症化することもありうるため、実際は非常に難しい診療科であります。 新生児科・小児科医の役割は数多くの軽症患者の中から、できるだけ早めに重症例を見つけ出すことにあると思います。そして病気に対して先手先手で手を打ち、悪化しないように対処し、治してしまうことがベストの治療戦略であると考えています。 私の目指す優秀な医師の理想像とは、常に忙しそうにバタバタしているようなものではなく、一見物静かに診察は進んでいき、何も起こっていないように見えますが、問題点を早めに見つけ、適切に対処した結果なにもする必要がないというものです。

古代中国に伝説的な名医がいた。王様が「お前には医者の兄が2人いるが、誰が一番かね?」と尋ねた。それに答えて「長兄は兆候の現れぬうちに病根を取り除くので名前は家の外には知られていない。次兄は兆候わずかのうちに治すので一地方でしか知られていない。私は手術や投薬で派手に治療するので名医といわれるのです。」と答えたという。

私の好きな寓話です。私の目指す名医について端的に表現されています。私もこういう本物の名医(もちろん長兄のような)になれるよう日々勉強を続けています。

Feature特徴

01乳児健診・予防接種・新生児専用の受付・待合室・診察室を完備

カゼなどの診察と予防接種、お肌の診察は受付待合が別々になっていいますので、他のお子さんからの感染を予防できます。


02スムーズな診察

5つの診察室を医師が診察してまわっていく欧米スタイルです。
待ち時間短縮できます。


03個別予防接種の実施

お子さんのための個別予防接種スケジュールを作成しております。


04充実した待合室

待合室が少しでも楽しい場所になるように、長崎市の絵本専門出版社である「童話館」に選本して頂いた、優良な絵本を待合室に用意してあります。親子でお楽しみください。


05多数の医療機器を整備

小児の病気は進行が非常に早く、時間単位で病状が変化します。よって診察に加え様々な検査機器も必要になります。当院では、血液検査機器などを院内に設置し、症状の変化に対応できるようにしています。

予防接種

9/28より予防接種WEB予約システムを導入致しました。

接種間隔や何を接種したらよいか、アプリが確認してくれるので安心して、24時間いつでもご予約して頂けます。

WEB予約はこちら

予防接種はそれぞれ個別のスケジュールを作成し、それに沿って接種していく必要があります。
初診時に作成する個別スケジュールはその時点での最良のものですが、地域の感染症の流行状況により、その都度スケジュールを変更していく必要があります。
また、アレルギー症状がある場合は、事前にアレルギー検査が必要な場合もありますし、熱性けいれん発作・薬剤(川崎病・慢性腎炎で使用する免疫抑制剤など)・感染症(インフルエンザ・水痘・おたふくかぜ・麻疹・風疹など)などの影響で、予防接種を一定期間延期する必要があったりと、個々のケースによりそのつどスケジュールを組み替えていく必要があります。


予防接種証明書

転勤などで、海外渡航される方のための予防接種証明書(英文)作成しております。

予防接種証明書(英文)


予約について

予防接種は予約制になっておりますので、来院される1週間前~2日前までににWEBにてご予約お願いします。

WEB予約はこちら


その他の注意

  • 接種本数は当院では基本的に2本ずつ接種していますた、1本ずつでも4本同時でも可能ですのでご相談ください。
  • 接種当日の入浴は可能ですが、激しい運動は控えてください。
  • 接種後は注射部位をもまないようにして下さい。
  • 予防接種時は、予診票(お多福の場合は有効期限内の助成券)母子手帳、保険証乳児医療証など必ずご持参ください。
  • 少し風邪気味でも接種できる場合がありますのでスケジュール通りに受診して医師にご相談ください。
  • 里帰り中の予防接種についてはQ&Aをご覧ください。

予防接種の効果(赤ちゃん辞典より引用)

赤ちゃんのすべてが分かるガイドブック

ワクチンを接種しても抵抗力がつかない人が中にいます。また一旦正常に抵抗力がついても、だんだんと効果が落ちてくる人も中にいます。このためワクチンを接種していても病気にかかる人はでてくるわけです。
しかし、抵抗力がつかない場合はまれですので、接種することにまったく意味がないわけではありません。かかると重症化する病気を防ぐためにワクチンは最も有効な手段ですので、きちんと接種するようにしましょう。自然にかかるほうがよいという考えは、病気の種類にもよりますが、赤ちゃんにも負担が大きくすこし乱暴なようです。
また、ワクチンは接種してすぐから有効なわけではありません。種類によりますが、病気の感染を防ぐために十分な状態になるのに、最低でも2週間くらいはかかります。病気が流行している時の外出はひかえましょう。

よくある質問はコチラ

PAGE TOP