基本的には、生後2か月から開始します。
赤ちゃんにとって最も重要なヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン から接種するのが一般的です。
ワクチンの接種順序は、お子さんの状況(兄弟がいるか、託児所に入っているか) で全く変わってきます。当院では、個々の状況に合わせた接種スケジュールを 院長が作成し、感染症の流行状況なども考慮して、その都度アップデートしていきます。
保険証・医療証・母子手帳・予診票を必ず持って来てください。予診票の書き方など、よくわからない場合は役所から届く書類一式(予診票の綴りや名前のシールが中に入っています)をお持ちください。
ワクチンを同時に接種しても、医学的には全く問題ありません。
たくさんのワクチンを効率よく接種していくためには同時接種を 行うのが有効ですが、もしご心配なら、1本ずつ接種して進めていくことも可能です。 当院では、原則的に1回の接種につき、一つか二つのワクチンを接種することを推奨しておりますが、事情により、それ以上の本数を一度に接種することも可能です。ご希望の方は、受付にてご相談下さい。
当院では、予防接種専用の受付・待合室・診察室・トイレが設置されており、 感染症の方の部屋とは完全に離れていますので、予防接種に来院して、 感染症にかかってしまうということがありません。 ですので、診察時間内のいつでもワクチンを接種することができます。 赤ちゃんの授乳の合間や機嫌のいい時、調子の良い時間帯を見計らって ご来院ください。
予防接種を受けて頂くことはできますが、住民票がある市町村によって条件が異なります。来院される前に必ず手続きのしかたを役所で確認されてからお越しください。
今すぐ注射に行きたいのですが、事前に予約しないと無理ですか?
当院では、予防接種は予約制になっております。 来院される1週間前〜2日前までに電話でご予約お願いします。 電話予約時間 午前 月・火・水・金・土 8:30〜11:30 午後 月・火・水・金 14:00〜17:00 (持ち物:母子手帳・予診票・保険証・乳児医療証など)
海外へ転勤することになりました。 渡航先で必要なワクチンがわかりません。 また日本で今までに接種したワクチンの証明書が必要なのですが・・・
海外旅行や転勤で海外に長期滞在される方に対して、現地で必要なワクチンを接種する必要があります。場合によっては、取り寄せに日数がかかるものもあります。また滞在する地域により必要なワクチンは異なりますので、はやめに来院して頂ければ接種スケジュールを組んで、渡航前に必要な予防接種をすべて行うことができます。 また、欧米などでは学校入学にあたって、日本での予防接種歴の証明書が必要な場合があります。英文での予防接種証明書の発行も行っておりますので、必要な方はご相談ください。
先月、熱性けいれんをして、それから予防接種がうけれていないのですが、どうすればいいですか?
けいれんの程度、発作の型により予防接種を控えないといけない期間が異なります。 ケースによりますので、来院して相談しましょう。 軽い場合はけいれん発作から1ヶ月程度あければ予防接種可能です。
川崎病にかかり、ガンマグロブリンという点滴のお薬で治療しました。 今後の予防接種スケジュールをどうすればいいかわかりません。
薬剤の投与量により、予防接種を控えないといけない期間が異なります。
しかし、BCG・ポリオなどは薬剤に関係なく接種可能ですので、優先して接種していきます。 ケースによりますので、来院して相談しましょう。
ワクチンの接種部位が腫れてきたのですが・・・
予防接種の副反応による可能性もありますので、受診していただいたほうがよろしいでしょう。 状況によっておうちで様子を見てもらってもかまわない場合もありますので、とりあえず電話でご連絡ください。 なお、軽い腫れの場合は緊急性がない場合がほとんどで、救急外来に受診する程ではありませんのでご安心ください。
予防接種券をなくしたのですが、どうしたらいいでしょうか?
市役所で再発行してもらえます。「予防接種券を紛失したので再発行お願いします」と窓口でお伝えいただければ結構です。 各市役所の連絡先を記します。 ・洲本市健康増進課保健センター 22−3337 ・南あわじ市健康福祉部健康課 43-5218 ・淡路市健康増進課 64−0001
うっかりしていて、予防接種の期限がきれてしまったんですが・・・
公費での接種は無理ですが、かかると怖い病気を防ぐためにワクチン接種したほうがよろしいでしょう。 念のため期限の切れた予防接種券もご持参下さい。
ワクチンの種類によっては、接種予定を前倒しすることが可能な場合もありますので、院長にご相談ください。